宅配便最大手のヤマト運輸は
個人向けの運賃を平均で
15%値上げしました。

なぜ、ヤマト運輸は
ここまでの大幅な値上げに
踏み切ったのでしょうか?


 その背景にはAmazon等の
ネット通販の拡大で急増する作業量に対して
配送現場の人出が足らないことが
影響していると言われています。

ドライバー不足や長時間労働が
深刻化しておりサービス残業が
問題になっています。

その結果、未払い残業代の240億円を
支払わなければならない事態に
追い込まれているため、

労働環境の改善を急ぐヤマトは
「サービスを維持するためには
適正な運賃をいただく必要がある」
と今回の値上げに踏み切ったとのことです。

今回の値上げによって、
ヤマト運輸との契約を打ち切って
他の運送会社と契約した
企業もあるとのことでした。

この出来事からわかるように、
薄利多売でビジネスをやっていると
後々問題が起こった時に
大変な状況になってしまいます。

だからこそ、薄利多売のビジネスは
避けた方がいいのです。

「これは儲かる」と聞いて
色々な人が参入してくるような業界は
薄利多売になりやすいです。

例えばですが、Amazonやヤフオクを使った
輸入ビジネスは非常にその傾向が強いです。

やる内容は非常に単純なため、
やっている人間の数が多くなれば
価格競争が起こってしまうのです。

その結果、薄利多売になってしまい
利益が少なくなってしまいます。

だからこそ、

「ライバルがいないところに
いかに目を付けるのか?」

を今後は意識してみてください。