25年前のある晩春の夕暮れ、
2人の若者が同じ大学を卒業しました。

彼らには共通点が多くありました。
どちらも若い男性で、
学生時代の成績は中の上、感じの良い人柄でした。

それにふたりとも、
大学を卒業する若者のほとんどがそうであるように
将来に野心的な夢を抱いていました...


この2人が最近、
卒業25周年記念の同窓会に出席するために
母校に戻ってきました。

彼らには今でも共通点が多くありました。
どちらも幸せな結婚をしていて、
3人の子供がいました。

そして蓋を開けてみれば、
卒業後にはどちらも証券会社に就職して、
今もその会社で働き続けていました。

ただし、異なる点が1つだけありました。
2人のうち1人は、
その企業では小さな部署のマネージャーをしていました。
もうひとりは社長でした。

その差が生まれた理由

「なぜこのような差が、人々の間に生まれるのだろう?」
そんな風に思われたことはありませんか?

生まれつきの知性や才能、
努力が常にその要因とは限りません。

一方が成功したくて、
もう一方がそうでなかったわけではありません。

その違いは「時間に対する考え方」、
そして「あなたの時間をどう使うか」にあるのです。


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成功する人の「時間投資思考」

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最も成功している人の
第3の思考法シグニフィカンス

最も成功している人々は
自分の時間の使い方についてどう考えているだろう?
この人々はどのように物事を決めているのだろう?

そういう人々数十人へのインタビューとプロファイリング、
数百人へのコーチング、数十人への調査を通じて
私たちが革新したのは、彼らは他の人々と違う考え方を
しているということだ。

人々の多くが、今も「重要性」と「緊急性」による
二次元モデルのみに基づいて物事を決めているのに対し、

マルチプライヤー(最も成功している人々)は、
シグニフィカンスに基づく、
3つ目のタイプの考え方をしている。

「シグニフィカンス」の追加で生まれる三次元思考

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「緊急性」が「これはどの程度早く行う必要があるか」を表し、
「重要性」が「これはどの程度重要か」を表すとするなら、
「シグニフィカンス」は「これは後のち意味を持つか(将来的意義があるか)を表す。

「シグニフィカンス」要素を取りいれて考える人々は、
今重要なのは何かだけではなく、
”後に"重要な効果を生むのは何かまで考えている
のである。

書籍『時間投資思考』p.65
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「今、自分にとって本当に重要なこと」は
長期的な視野で考えるからこそわかり、

仕事で成功を収める人ほど、
ただ今をガムシャラに頑張るのではなく

1年、3年、5年先から「今」を捉え、
目の前の仕事を頑張ったり、
あえて部下に仕事を任せたり、

すると言います。

(ソフトバンクの代表、孫正義は
30年先、300先の未来から逆算して
「今」の戦略を考えるていると語っています。)

もしあなたも

仕事で成功を収める人の「時間に対する考え方」を

身につけたいなら、

仕事で成功する人、しない人の
「時間に対する考え方」の違いがわかる

書籍『時間投資思考』を読んでみてはいかがでしょうか?